ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 知事のホームページ - 知事の発言集 - 知事の窓 > 知事の発言集 - 知事の窓 - 2021年春季号
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新型コロナウイルス感染症との闘いが始まって、はや1年あまりがたちました。この間、県政課題の主役はずっとコロナ対策で、そのために何度も予算を編成し、令和3年度当初予算までの累計が1000億円を超えるなど、前例のない取り組みとなっています。
自治体の貯金にあたる財政調整基金も一時はほぼ全額を取り崩し、約120億円あったものが実質ゼロの状態になりました。すべては、「感染拡大を防ぎ、疲弊する県内経済の元気を取り戻す!」に不退転で臨むためです。
同時に、今日に至るまでの医療従事者や保健所職員の皆様の献身的な努力には、何度お礼を申し上げても足りません。県民や事業者の皆様にも「3密」回避やマスクの着用、こまめな手洗いなどでご協力をいただいています。本当にありがとうございます。
さて、医療従事者を対象にしたワクチン接種が始まっています。ワクチンは感染症の発症や重症化を予防する、コロナ対策の切り札として期待されています。県でも、医療従事者の接種のほか、副反応などの相談を受けるコールセンターの設置など、ワクチン接種に向けた体制をしっかりつくり、市町による住民接種の円滑な実施につなげていきます。
新型コロナウイルスは私たちの想像を超えて手ごわい難敵と言えます。しかし、どんな相手でも心ひとつにして挑めば「勝利の日は必ず訪れる」と信じて、前に進みましょう。一昨年のラグビー・ワールドカップで、予選の高い壁を初めて突破しベスト8に輝いた日本代表。その合言葉「ワンチーム」を今一度かみしめ、県民一丸となって打ち克ちたいと思います。
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