ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 知事のホームページ - 知事の発言集 - 知事の窓 > 知事の発言集 - 知事の窓 - 2002年新春号
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年明けからNHK大河ドラマ「利家とまつ」に夢中です。戦国ホームドラマという新しいタッチで描かれる、唐沢利家と松嶋まつの夫婦愛。豊かになったけれどもどこか殺伐とし、わたしたちが忘れかけている心の大切さを呼びさましてくれることを期待しています。
こんなことを言うと、「知事の家庭はどうなんだ」との声も聞こえてきそうですが、実は、わたしが知事になって以来八年、庁内で食べるお昼はいつも妻の手づくり弁当です。
この季節、中には必ず大根やニンジン、ブロッコリーなどの野菜サラダが入っていて、バランスよく栄養が取れるよう工夫してくれています。なによりも健康でないと務まらない仕事であることを気遣っての弁当なので、好き嫌いを言わず残さずに食べています。
ところで、「利家とまつ」を見ていて感じるのは、明日をも知れない命の世にあって、どうしてあれほど人を信じることができたのかということです。やはり、心の底に「愛」があったからではないでしょうか。
そして、愛からは、優しく包みこむ母のあたたかみを感じます。脚本家の竹山洋さんの言葉を借りれば、新世紀を明るくするキーワードは、「おふくろ」と言えるかもしれませんね。
そう言えば、石川県に初雪がちらついた昨年暮れ、実家の母から電話がありました。開口一番、「骨を折るなよ」と、わたしが雪で滑って骨折したのを覚えていてかけてきたのでした。その愛に感謝しながら、今年も精いっぱい頑張ります。
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