ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 知事のホームページ - 知事の発言集 - 知事の窓 > 知事の発言集 - 知事の窓 - 2021年夏季号
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7月4日に本格運用した県の「いしかわ県民ワクチン接種センター」では、若者への接種から進めています。その理由は、65歳以上を皮切りに順次、接種年齢を引き下げていくという県内市町の計画を県がサポートするためです。
今や主流となった変異株感染者は、行動の活発な若年層からも多く見つかっています。若者の場合、感染しても多くは無症状や軽症ですが、後遺症が残るケースも報告されています。初めてのコロナワクチンだけに、不安な方も多いでしょう。私も接種後、1、2日、筋肉痛がありました。しかし、それ以上に大きな安心感を得ることができました。自身の発症、重症化リスクだけでなく、大切な家族や学校、職場の仲間にうつすリスクを下げるためにも、希望される方はぜひ接種を受けてほしいと思います。
特集で紹介したように、「いしかわ県民ワクチン接種センター」は、医療機関、関係団体の皆様のご理解、ご協力により開設することができました。会場の県産業展示館についても、イベント利用などで早くから予約されていた皆様に譲っていただき確保することができました。
県では感染拡大を防ぐ観点から、不要不急の外出自粛や、飲食店等の営業時間の短縮を要請し、国の「まん延防止等重点措置」の適用を受けた5月から1カ月間、金沢市内では酒類提供の終日自粛も追加しました。事業者の皆様にとっては身を削る厳しい措置であり、私としても断腸の思いでしたが、全面的なご協力のおかげで第4波を乗り切ることができました。
感謝してもし尽くせない、これら多くの献身や犠牲を無にしてはいけません。センターが他県では少ない無休の接種体制を取るのも、その決意の表れであり、さまざまな接種ニーズに臨機応変に対応できるセンターでありたいと考えています。
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