ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 知事のホームページ - 知事の発言集 - 知事の窓 > 知事の発言集 - 知事の窓 - 2007年夏季号
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能登半島地震から、はや4カ月がたとうとしています。発生直後、駆けつけ目に飛び込んできた被災地の光景には、まさに息をのみました。公民館などへ避難された皆さんを激励しながら、「一日も早く普通の生活を取り戻していただくために頑張らねば」と、自分に言い聞かせたのが強く印象に残っています。
それから約1カ月で仮設住宅が完成し、暫定とはいえ能登有料道路も全線開通にこぎつけました。これら行政の対応と並行して、県内外から多くのボランティアの皆さんが現地に入り、倒壊家屋の片付けやごみの分別などで活躍してくれました。また、義援金も続々と寄せられ、6月末現在で26億円余に上っています。
こういったご支援や善意がなかったら、これほど短期間に復旧の道筋をつけることはできなかったと思います。この場をお借りして、心よりお礼申しあげます。
さて、今後は本格的な復興へと移っていきます。安心して暮らせる住宅の建設、地域のにぎわいや雇用を支える地場産業の支援など、本当の意味での正念場はこれからです。行政として精いっぱい力を尽くしますし、これからも皆さんの力をどうかお貸しください。
例えば、風評被害で入り込み客数の減少に悩む観光がそう。夏休みシーズンがいよいよ本番ですが、家族、仲間との旅行やレジャーなどで、ぜひとも能登をはじめ県内の観光地へ足を運んでいただければと思います。「困ったときはお互いさま」の精神で、元気なふるさとを取り戻していきましょう。
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