ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 知事のホームページ - 知事の発言集 - 知事の窓 > 知事の発言集 - 知事の窓 - 1996年新春号
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県民の皆さま、新年あけましておめでとうございます。広報誌「ほっと石川」第二号をお届けしました。昨年夏に創刊号を発刊させていただきましたが、予想以上の反響があったことを、大変うれしく思っています。ありがとうございました。
お便りは県政の施策に対する注文あり、この広報誌へのご意見ありと、私自身、大いに参考になるものばかりでした。どれも、わが町、わがふるさとをよくしたい、そんな熱い思いが伝わってきました。ここでそのすべてを紹介できないのは残念ですが、まず、ご指摘の多かった防災対策を取り上げたいと思います。
早いもので、あの阪神淡路大震災からやがて一年がたちます。県では大震災を教訓に、隣県との間で救難・救助を相互に行う広域防災体制を確立し、防災訓練の強化にも努め、万全を期しています。
しかし、災害は時に人智を越えて襲ってきます。行政だけでは手の回らないケースがきっと出てくるでしょう。阪神淡路大震災では多数の民間ボランティアが活躍しました。困ったときはお互いさまの精神です。ぜひ皆さまの力をお貸しください。
それと、もう一つ。今号の「ぼくも知事、私も知事」のコーナーで村井秀美さん、森下賢一さんにも提言をいただいた環境保全です。前号でも、南史代さんが下水道の必要性を書いてくれました。
私も全く同感です。地球は私たちの子孫からの大切な預かり物です。「自分さえ良ければ」の発想は悲しいですね。県では、下水道、廃棄物処理施設などの整備や自然保護を、さらに進めていく考えでいます。同時に、ゴミ減量化やリサイクルなどで、皆さまのご協力がなければ効果が上がらないのも事実です。
「共鳴」という言葉がありますが、行政と住民の連携と信頼が、美しいハーモニーを生み出します。これからも県政に対して大きな声をお寄せください。
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