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ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 県議会の議案説明要旨 > 議案説明要旨(令和元年第4回県議会定例会) - 令和元年9月6日 - 6.「安全・安心と豊かな里山里海に包まれる環境づくり」について
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更新日:2019年9月9日
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第六は、「安全・安心と豊かな里山里海に包まれる環境づくり」についてであります。
近年、集中豪雨による河川の氾濫などが全国各地で多発しており、本県においても、昨年八月に能登地域を中心に大雨による被害が発生いたしました。このため、引き続き即効性のある災害予防対策として河川の堆積土砂の除去に取り組むとともに、国の「防災・減災、国土強靭化のための3か年緊急対策」に積極的に呼応し、追加認証を得て、抜本的な治水対策である河川改修を県下全域で加速させることといたしました。
水害時の逃げ遅れゼロを目指し、水位周知河川に指定している二十八河川を対象に進めてきた洪水浸水想定区域図の見直しにつきましては、今月末までに完了する見込みとなりました。引き続き、市町においては、新たな区域図を基に、洪水ハザードマップを早期に見直し、住民の避難態勢の強化につなげていただきたいと考えております。
ため池の防災対策につきましては、現在利用されておらず、大雨で決壊し人的被害を与える恐れのある百五十四カ所のため池を三カ年で廃止することとしており、人家等から距離の近いものを優先し、本年度は五十六カ所のため池を廃止することといたしました。
県の防災情報の発信力を強化するため、先月、ヤフー(株)との間で、災害に係る情報発信等に関する協定を締結いたしました。同社が提供するスマートフォンアプリを活用し、市町から発令される避難情報等を発信することにより、防災意識の向上や適切な避難行動につなげてまいりたいと考えております。
白山白川郷ホワイトロードにつきましては、夏休み前に応急対策工事が完了し、現在、本復旧に向けた工事を鋭意進めているところであります。令和三年度の有料区間開通時の完成供用に向け、引き続き全力で取り組んでまいります。
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