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ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 県議会の議案説明要旨 > 議案説明要旨(平成30年第4回県議会定例会) - 平成30年9月6日 - 2.「個性と魅力にあふれる文化と学術の地域づくり」について
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更新日:2018年9月10日
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第二は、「個性と魅力にあふれる文化と学術の地域づくり」についてであります。
東京国立近代美術館工芸館の移転整備につきましては、東京オリンピック・パラリンピック開催期間中の開館を目指し、鋭意、整備を進めるとともに、新たな建物に活用する旧陸軍の第九師団司令部庁舎及び金沢偕行社の解体工事を進めているところであります。
日本海側初の国立美術館にふさわしい施設となるよう、引き続き、独立行政法人国立美術館や金沢市と連携し、整備を進めてまいります。
東京オリンピック・パラリンピック開催年の完成に向けて復元整備を進めている金沢城公園の鼠多門・鼠多門橋につきましては、本年六月の鼠多門の起工に続き、鼠多門橋についても、来月には、建設工事に着手したいと考えております。
また、金沢城復元の総仕上げともいえる二の丸御殿については、これまでの調査研究の過程で、新たな平面図が発見されるなど、幕末期の御殿の様相が相当明らかになってきたことから、調査研究の段階から一歩踏み出すこととし、本日、城郭建築、近世歴史、史跡整備などの専門家から成る「二の丸御殿調査検討委員会」を立ち上げ、復元の可能性について、具体の検討を進めることといたしました。
新たな県立図書館につきましては、建物の実施設計に着手したところであり、本県が誇る伝統文化や里山里海などの資料等から成る「石川コレクション(仮称)」についても、現図書館の蔵書を含めて四万冊の規模を目指し、収集を開始いたしました。
今後とも、「文化立県・石川」の「新たな知の殿堂」にふさわしい図書館となるよう、ハード・ソフト両面において、様々な工夫を凝らしながら、着実に整備を進めてまいります。
本年、設立三十周年を迎えたオーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)につきましては、今月一日に、欧州の次代を担う指揮者として世界的に高く評価されているマルク・ミンコフスキ氏が、新たな芸術監督に就任いたしました。ミンコフスキ氏は、フランス国立ボルドー歌劇場の総監督兼音楽監督としても活躍されており、OEKが三十周年を機に、新たな芸術監督のもと、より多くの皆様に愛され、国内はもとより、国際的にも高く評価されるオーケストラとして、一層発展するよう取り組んでまいります。
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