議案説明要旨（平成30年第1回県議会定例会） - 平成30年1月30日 - 「少子高齢化を見据えた希望と安心の社会づくり」について

◎ 主な施策の概要について

6.「少子高齢化を見据えた希望と安心の社会づくり」について

    第六は、「少子高齢化を見据えた希望と安心の社会づくり」についてであります。

    人口の自然減対策の根幹をなす少子化対策につきましては、当面の目標である出生率一・八の達成に向け、結婚から妊娠・出産、子育てまでの切れ目のない支援の充実に取り組んでいるところであります。

    結婚を希望する若者への支援につきましては、従業員への出会いの機会の提供に取り組む企業を「いしかわ婚活応援企業」として、当面の目標である百社を大幅に上回る百五十社を認定するとともに、今年度新たに、認定企業のうち、先駆的な活動を行っている企業十一社を「いしかわ婚活応援優秀企業」として表彰したところであります。今後とも、表彰企業の取り組み事例の紹介や、認定企業同士の交流の場の提供を行うなど、意欲ある企業の取り組みを積極的に後押しし、一組でも多くの成婚につながるよう、取り組んでまいります。

    子育て世帯の経済的負担の軽減につきましては、第二子以降の保育料や放課後児童クラブ利用料などの無料化に加え、「プレミアム・パスポート事業」の対象を、子どもを二人有する世帯にまで拡大し、過去最多となる二千六百を超える店舗の協賛をいただいたところであります。今後とも、全国トップクラスの子育て環境のさらなる充実に、取り組んでまいります。

    介護・福祉人材の確保につきましては、人材確保の拠点となる福祉人材センター「福サポいしかわ」において、ハローワークと連携し、きめ細かなマッチングに努めてきた結果、今年度の就職件数は、十二月末現在で、昨年同時期の約二割増となる百九十八件と、順調に推移しております。来年度も引き続き、ハローワークにおける出張相談の実施や、求人求職ニーズにきめ細かく対応する面談会の開催など、団塊の世代が後期高齢者となる二○二五年を見据え、介護人材の確保に積極的に取り組んでまいります。

以上

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