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ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 県議会の議案説明要旨 > 議案説明要旨(平成29年第3回県議会定例会) - 平成29年9月7日 - 「個性と魅力にあふれる文化と学術の地域づくり」について
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更新日:2017年9月12日
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第一は、「個性と魅力にあふれる文化と学術の地域づくり」についてであります。
東京国立近代美術館工芸館の移転整備につきましては、国等との協議を重ねながら、実施設計を進めてきたところであり、今般、建設工事に着手することといたしました。展示室、収蔵庫等について、現在の工芸館以上のスペースを確保するとともに、多様な体験イベントなどの実施による賑わい創出のため、新たに多目的スペースを設置することといたしております。新たな建物では、旧陸軍の第九師団司令部庁舎及び金沢偕行社を活用することとし、これらの建物の解体工事も併せて進めてまいります。
また、先月末には、独立行政法人国立美術館から、移転に係る基本コンセプトが示されました。日本海側初の国立美術館となる新たな工芸館の正式名称は、現在の工芸館の名称である「東京国立近代美術館工芸館」とし、現在の工芸館には新たな名称を付すこととされたことは、政府関係機関の地方移転の趣旨が明確になったものと考えております。また、移転する作品については、デザイン作品を除く美術工芸作品のうち七割以上が移転されることとなり、本県の要望に沿ったものとなりました。
今後とも、工芸王国石川にふさわしい施設となるよう、東京オリンピック・パラリンピック開催時期の開館を目指し、国や金沢市と一体となって、準備を進めてまいります。
新たな県立図書館につきましては、先般、公募型プロポーザル方式により、建物の基本設計者を決定したところであります。今後、速やかに設計作業に着手し、「文化立県・石川」の「知の殿堂」にふさわしい図書館となるよう、着実に整備を進めてまいります。
東京オリンピック・パラリンピックの事前合宿誘致につきましては、本年六月に、木場潟カヌー競技場において、ニュージーランドのカヌー選手の強化合宿を受け入れたところであります。これに続いて、早ければ来月から、モザンビークのカヌー選手が、日本代表チームと合同で強化合宿を行うこととなりました。また、ブラジルのパラカヌーの選手で、リオデジャネイロパラリンピックの銅メダリストも、来月に強化合宿を行うこととなり、パラカヌー競技では国内初の合宿決定となりました。
カヌー協会、小松市とともに受け入れに万全を期すとともに、今後とも、さらなる合宿誘致に向け、市町や競技団体と連携しながら、中央競技団体などを通じた情報収集や諸外国への広報活動にしっかりと取り組んでまいります。
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