議案説明要旨（令和元年第3回県議会定例会） - 令和元年6月11日 -5.「少子高齢化を見据えた希望と安心の社会づくり」について

◎主な施策の取り組み状況について

5.「少子高齢化を見据えた希望と安心の社会づくり」について

  第五は、「少子高齢化を見据えた希望と安心の社会づくり」についてであります。  

  少子化対策につきましては、本年度策定する新たなエンゼルプランについて、県民意識調査の結果や、これまでの取り組みの成果や課題の検証などを踏まえ、現在、策定作業を進めているところであります。

  こうした中、結婚を希望する若者に対する支援については、「縁結びist」の仲介による成婚者や県内の若手著名人等を「いしかわ縁結び応援隊」に委嘱し、本県の結婚支援施策を広く発信していただく取り組みをスタートすることとしております。引き続き、こうした取り組みを通じ、一組でも多くの成婚につなげてまいります。

  ワークライフバランスの推進については、昨年、「いしかわ子ども総合条例」を改正し、一般事業主行動計画の策定対象企業を、全国初の取り組みとして、従業員が二十人を超える企業にまで拡大したところであります。去る四月から、新たに対象となった企業には積極的に計画の策定に努めていただいており、引き続き、社会保険労務士を派遣するなど、計画の策定をきめ細かく支援してまいります。

  介護・福祉人材の確保につきましては、福祉人材センター「福サポいしかわ」において、ハローワークと連携したきめ細かなマッチングに努めてきた結果、昨年度の就職件数は、ILAC内に移転する前の二・五倍となっております。今後とも、介護職未経験の方を対象としたセミナーを開催するなど、多様な人材の参入を促進してまいります。 

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