緊急情報
現在、情報はありません。
ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 県議会の議案説明要旨 > 議案説明要旨(令和元年第4回県議会定例会) - 令和元年9月6日 - 4.「成長する農林水産業と農山漁村づくり」について
印刷
更新日:2019年9月9日
ここから本文です。
第四は、「成長する農林水産業と農山漁村づくり」についてであります。
他産業と連携した農林水産業の収益性の向上につきましては、国のプロジェクトを活用し、大規模ほ場におけるドローンを活用した病害虫のピンポイント防除の開発に取り組むことといたしました。(株)小松製作所と連携して現地実証を行ってきた多機能型のブルドーザによる直播栽培と組み合わせ、生産コストの四十五%削減を目指してまいります。
特色ある農林水産物のブランド化につきましては、本県を代表するブランド農産物であるルビーロマンが七月の初せりで百二十万円の過去最高値を付け、引き続き、市場から高い評価をいただいたところであります。また、本年で東京出荷十周年を迎えたことから、七月に、日本外国特派員協会の協力を得て、海外メディアを対象に本県の特色ある農林水産物の魅力を発信するフェアを開催したところ、高い関心が示されました。
加賀しずくについては、先月の初せりで六個入りの一箱が十万円となり、一昨年と並ぶ最高値を付けたところであります。
こうした中、さらなる商品化率の向上を図るため、ICTを活用した栽培技術の習得ときめ細かな栽培管理を支援することといたしました。具体的には、(株)NTTドコモ等と連携し、熟練農業者の摘果技術をスマートフォンで学べる学習教材や害虫の発生予測を農家に自動で通知するシステムの開発に取り組み、商品化率をさらに引き上げることで、出荷量の拡大につなげたいと考えております。
大吟醸酒に適した酒米の新品種「石川酒68号」については、愛称を公募したところ、県内外から約三千件の応募があり、今後、有識者等の意見もお聞きしながら、できる限り早期に決定したいと考えております。来年春の大吟醸酒の販売開始に向け、ロゴマークを募集するとともに、県内外でのイベントなど様々な機会を捉え、認知度向上を図ってまいります。
今後とも、他にはない優れた特長を有する農林水産物のブランド価値の向上にしっかりと取り組んでまいります。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
同じ分類から探す