議案説明要旨（平成30年第3回県議会定例会） - 平成30年5月29日 - はじめに

◎ はじめに

   本日、ここに、平成三十年第三回県議会定例会が開かれるにあたり、最近の県政の状況と提案いたしました一般会計補正予算及び特別会計補正予算並びにその他の諸議案につきまして、その大要をご説明申し上げます。

  はじめに、先般の選挙におきまして、県民の皆様方からのご信任をいただき、七期目の県政を担わせていただくこととなりました。自らに課せられた使命の大きさと責任の重さに、改めて身の引き締まる思いであります。今後とも、県民福祉の向上とさらなる県勢の発展に向け、初心を忘れることなく、全身全霊を傾けて職務に邁進する決意であります。引き続き、議員各位並びに県民の皆様方のご支援、ご協力を賜りますよう、心からお願い申し上げます。

  知事に就任して以来、本県を取り巻く社会経済情勢が大きく変化する中、県議会での議論はもとより、県民の皆様方の声に謙虚に耳を傾け、本県が目指すべき将来ビジョンを描きながら、本県発展の基盤となる社会資本の整備、豊かな文化の土壌をはじめとした本県の個性の磨き上げ、県民生活の安全・安心の確保に全力で取り組んでまいりました。

  この間、お陰をもちまして、県民の四十年来の悲願でありました北陸新幹線が金沢まで開業し、想定を超える開業効果が県内全域に波及しているとともに、敦賀延伸に向けて、着々と工事が進められております。加えて、金沢城の復元整備をはじめ、陸・海・空にわたる広域交流基盤や新県立中央病院などの整備を進めてきたほか、経済・雇用対策、人口減少対策、文化・スポーツの振興、防災・減災対策、医療・福祉の充実など、長期構想に掲げる各種施策をハード・ソフト両面において、着実に進めてまいることができました。

  これも議員各位をはじめ多くの県民の皆様方のご支援、ご協力の賜であり、重ねて御礼を申し上げます。

 

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