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ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 県議会の議案説明要旨 > 議案説明要旨(令和元年第3回県議会定例会) - 令和元年6月11日 - 北陸新幹線について
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更新日:2019年6月17日
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北陸新幹線につきましては、本年春から金沢・敦賀間の県内区間においてレールの敷設作業が開始されるなど、建設工事が順調に進められているところであります。
また、この区間において、新幹線の車窓から望む霊峰白山や加賀平野の田園風景は、旅の大きな魅力の一つであり、こうした新幹線沿線の景観を保全するため、昨年四月に、景観を阻害する屋外広告物の規制の強化を図ったところであります。一方で、騒音防止のための防音壁により、眺望が確保できない区間が生じることから、JR西日本にその対応を要請してきたところ、先般、眺望を確保するため透明板を設置するとの方針が示されたところであります。これにより、新幹線を利用される方々に、沿線の素晴らしい景観を楽しんでいただけるものと考えております。
敦賀・大阪間については、先般、駅の位置やルートが公表され、環境影響評価の手続きが開始されたところであり、速やかに評価を進めるとともに、早期に財源を確保し、切れ目ない着工を実現していただきたいと考えております。
今後とも、金沢・敦賀間のできる限り早期の完成と必要な予算の確保、並びに敦賀開業の際の関西・中京圏とのアクセスの維持向上を国に働きかけるとともに、令和十二年度末の北海道新幹線札幌開業頃までの、大阪までのフル規格による全線整備について、関西圏を含めた沿線地域との連携を密にし、県議会及び関係各位のご支援をいただきながら取り組んでまいる所存であります。
県内全線開業が四年後に迫る中、本年三月に「北陸新幹線県内全線開業に向けたアクションプラン」を策定いたしました。また、プランの推進に向けて、市町などへの説明会を開始したところであります。県内全線開業効果を最大限に引き出し、県内全域に波及させるため、官民を挙げてしっかりと取り組んでまいります。
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