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ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 県議会の議案説明要旨 > 議案説明要旨(平成29年第4回県議会定例会) - 平成29年12月1日 -新県立中央病院について
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更新日:2017年12月8日
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本日、ここに、平成二十九年第四回県議会定例会が開かれるにあたり、最近の県政の状況と提案いたしました一般会計補正予算及び特別会計補正予算並びにその他の諸議案につきまして、その大要をご説明申し上げます。
はじめに、新県立中央病院につきましては、平成二十二年度に基本構想の策定に着手して以来、七年余りの歳月をかけて整備を進め、先月二十三日に、完成記念式典を執り行い、また、二十六日には、一般公開を行い、五千人を超える県民の皆様方にご覧をいただいたところであります。議員各位をはじめ、これまでご尽力いただいた関係の皆様方に、改めて厚くお礼を申し上げます。
新病院は、最新の高度医療機器を備えるとともに、子育ての不安の一つである母子の健康に対応するため、全国で初めて、産科医師と小児科医師が連携し、質の高い医療を提供できるよう総合母子医療センターを手術室、小児病棟と同じフロアに配置いたしました。加えて、来年秋頃に導入するドクターヘリの拠点となる屋上ヘリポートを整備し、救命救急センターや手術室と直通エレベーターでつなぐほか、集中治療室を増床するなど、高度専門病院としての機能を強化いたしました。
また、女性特有の病気の患者の方々が、プライバシーに配慮した環境で、安心して受診できるよう、全国で初めて、検査室と診察室を一体的に配置した女性専用外来エリアを設置したほか、全てのベッドサイドに十分な採光を確保する個室的四床室を整備するなど、患者の視点に立った療養環境の向上を図ったところであります。
年末年始の間に、現病院からの移転作業を行うなど、来年一月九日の開院に向け、準備に万全を期してまいります。
新病院が、高度専門医療を提供することにより、県民の安全・安心の確保を担う基幹病院としての使命を、より一層果たしてまいる所存であります。
以上
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