ホーム > 連絡先一覧 > 白山自然保護センター > 中宮展示館 > 中宮展示館 自然情報 令和5年6月1日~6月15日
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◆トピックス◆
この日白山白川郷ホワイトロードが全線開通しました。岐阜県側、石川県側同時に全線開通は久しぶりです。(ここ数年はどちらかが先に開通するなど開通時期にズレがありました)。開通に先立ち、石川県側でも開通式が行われました。白山白川郷ホワイトロードは紅葉が有名ですが、この時期からは高山植物も多く見られるのでとてもお勧めです。
開通を待つ車
開通式の様子
というわけで、早速白山白川郷ホワイトロードに行ってみました。開門と同時に行ったので空気は少しヒヤっとしましたがとても気持ちが良かったです。曇り空でしたが白山も見られました。あまり時間は取れませんでしたが楽しめました。これから少しずつ見られる花も増えてくると思います。
アサギリソウとイブキジャコウソウ |
バイカウツギ |
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ニッコウキスゲ |
ヤマボウシ |
蛇谷大橋 |
ふくべの大滝 |
栂の木台駐車場からの白山 |
もはやこの時期恒例となりつつあるモリアオガエルの卵塊問題。もれなく今年も3個作られておりました。一つは原因は分かりませんがオタマジャクシが落ちてこず、その後少し離れたところに2個並んでいました。「なぜだ…」と毎年思いますが、作ってしまったのでは仕方ありません。今年も下にタンクを置いて様子を見守る事となりました。
今年も高い位置に作られました
この時は1個で、のちに隣にもう1個できました
下の地面が濡れて池に見えたのかも…
用事で少し展示館を離れ、戻ってきたらお客様から「玄関から鳥が入ってきました」と。たまに小鳥が入ってくる事もあるので「また小鳥かな」と思い、教えてもらった場所を見て目がテンに。思わず「でかっ!」と言ってしまったほどの想定外の子が窓に鎮座しておりました。見たところヤマドリの幼鳥のようでした。窓にぶつけてしまわないよう注意しながら、悪戦苦闘の末なんとか外に出すことが出来ましたが思わぬ珍客に一人で大騒動の日になりました。
ちゃんと止まっているのが可愛い
まだ巣立って間もない幼鳥のようでした
昨年の大雨で中宮展示館の観察路が大きく崩れてしまったため、修復工事を行ないました。少し高い場所が崩れたため重機の登る道を作り、慎重に工事が進められました。崩落した場所などの工事の様子を見ていると本当に大変な作業だなと思いました。現在は工事も完了し、観察路の道も安全に通れるようになっています。
重機の移動する道が出来ました
その上に崩れないよう石が敷き詰められました
観察された 植物 |
ナルコユリ、キヌタソウ、ヤマボウシ、サワフタギ、オオナルコユリ、ウマノミツバ、ミゾホオヅキ、ヒメヘビイチゴ、マムシグサ、ハルジオン、シロツメクサ、シモツケ、ハナニガナ、バイカウツギ、ナンテンハギ、ギンラン、フタリシズカ、コマユミ、ハクウンボク、ササユリ、アカショウマなど |
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哺乳類 |
ニホンザル |
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鳥類 |
イヌワシ、クマタカ、カケス、シジュウカラ、トビ、ホオジロ、キセキレイ、ハシブトガラス、カワガラス、ヒヨドリ、ヤマガラ、ヤマドリ、ウグイス(鳴)、ホトトギス(鳴)、ジュウイチ(鳴)など |
爬虫類 | カナヘビ、ニホントカゲなど |
両生類 | カジカガエル、モリアオガエル |
昆虫 |
モンシロチョウ、スジグロシロチョウ、ウスバシロチョウ、イチモンジチョウ、ウラギンヒョウモン、ミドリヒョウモン、ミスジチョウ、アサギマダラ、クロヒカゲ、テングチョウ、コチャバネセセリ、オオチャバネセセリ、ウラナミシジミ、ニワヒメハナカミキリ、カメノコテントウ、コアオハナムグリ、シロテンハナムグリ、ヒゲナガオトシブミ、オオスズメバチ、クロスズメバチなど |
その他 |
サワガニなど |
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