ホーム > 連絡先一覧 > 白山自然保護センター > 中宮展示館 > 中宮展示館 自然情報 令和3年7月1日~7月15日
ここから本文です。
◆◇◆トピックス◆◇◆
この日は、約1ヶ月半ぶりにサル達の姿が見られました。いつもと違う感じで、なんとなく警戒しているような雰囲気。葉の茂みに隠れるように移動していました。子ザルの姿もチラホラ。長老のような雰囲気のサルにスポットライトのように光が差し、神々しかったです。
オニグルミの実をかじっていました。
木に登る母ザルのお腹にしがみつく子ザル。
ずっとこちらを観察されていました。
光を浴び神々しいサル。
6月末に駐車場の木の上に産卵してあったモリアオガエルの卵塊。救済のために下に置いたタンクを覗くとオタマジャクシがおりました。ちゃんと救済できたようでなにより。約2cmほどまで成長していて、15日にはさらに大きくなりました。無事カエルになれるといいな。
3匹を取り出して測定。
1週間後、更に大きくなっていました。(7月15日)
ふと展示館の壁を見たら、なんとオオムラサキがいました!!数年前から展示館の周辺で蝶の観察を重点的にしてきましたが、観察を始めてから初記録です。古い文献には1987年に中宮での観察の記録がありましたが、近年の記録は見当たりませんでした。それほど貴重なチョウが見られるなんて!!少しの間でしたが貴重なものを見る事ができました。参考:中宮展示館周辺で確認されたチョウ類(PDF:1,310KB)
壁に止まるオオムラサキ。
翅を広げてくれました。
名前のとおり濃い青紫色があるのでこれはオスの個体でした。
観察できた花 |
シロツメクサ、ナンテンハギ、ホタルサイコ、オカトラノオ、エゾアジサイ、ダイコンソウ、キリンソウ、アカショウマ、ウメガサソウ、ヤマホタルブクロ、オオバギボウシ、クサボタン、ミツバ、ネジバナ、ミヤマホウソ、ドクダミ、タケニグサ、ヒメジョオンなど |
---|
哺乳類 | ニホンザル、ニホンカモシカ、コウモリの仲間 |
---|---|
鳥類 |
イヌワシ、ホオジロ、ハシブトガラス、トビ、カケス、ヒヨドリ、キセキレイ、カワガラス、ウグイス(鳴)、ツツドリ(鳴)など |
爬虫類 | カナヘビ、ニホントカゲ、ニホンマムシ、ヤマカガシ |
両生類 | カジカガエル、モリアオガエル |
昆虫 | モンシロチョウ、スジグロシロチョウ、ミヤマカラスアゲハ、ミドリヒョウモン、ルリタテハ、シータテハ、アカタテハ、ヒオドシチョウ、オオムラサキ、コムラサキ、テングチョウ、サカハチチョウ、クロヒカゲ、チャバネセセリ、キバネセセリ、コチャバネセセリ、アオハナムグリ、シロテンハナムグリ、オオマルハナバチ、オオスズメバチ、オニヤンマ、アキアカネ、オオミズアオ、ニジュウヤホシテントウ類、ヒグラシ(鳴)など |
その他 |
サワガニ |
キリンソウ(7月1日) |
ホタルサイコ(7月13日) |
アオハナムグリ(7月1日)
コゲラ(7月1日)
シータテハ(7月1日)
羽化直後のオニヤンマ(7月10日)
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
同じ分類から探す