ホーム > 連絡先一覧 > 白山自然保護センター > 中宮展示館 > 中宮展示館 自然情報 平成30年4月28日~5月15日
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◆トピックス◆
中宮展示館は4月28日に開館しました。今年は大雪のため開館が間に合うか心配でしたが、雪解けが想像以上に早く、カタクリもゴールデンウィーク始めにはピークを迎えていました。今年はどんな出会いがあるのでしょうか・・。
少しずつ新緑の色が綺麗になってきました。(5月11日)
4月28日(土曜日)~5月6日(日曜日)まで、【楽しもう!白山麓days 春の中宮 カタクリdays】が開催されました。
今年は雪解けが早く、観察路の下や上のほうのカタクリは終わってしまいましたが、雪が残っていたブナ林内は前半に見頃を迎え、沢山の方々に楽しんでもらえました。途中天候が悪い日もありましたが、それでもゴールデンウィーク中はカタクリが楽しめました。
また、いつもはゴールデンウィークが終わる頃から咲き始めるニリンソウが、今年は早々に見頃を迎えました。今年は花はいつもより少し早めなのかもしれませんね。いつもはこれから見頃になる新緑もすでに色鮮やかな気がします。観察路を歩くだけでも気持ちの良いものです。ぜひ遊びに来てください。
カタクリ。(4月28日)
観察路いっぱいに咲くカタクリ。(4月28日)
今年も白いカタクリが5本確認できました。
ガイドウォークにて観察中。(4月29日)
何か発見?(4月29日)
5月3日、4日と天気が崩れ、とくにこの日は寒いな~と言っていたら、猿ヶ浄土とその近辺の山にうっすらと雪が積もりました。ここ数年に限ってはこの時期に雪の記録はなく、まさかな出来事でした。お客様も「こんな時期にビックリした」と驚かれていましたが、中々ない状況にちょっと得をしたような感じにもなりました。でもすぐに青空が広がり始め、雪はあっという間に消えてしまいました。
上を見上げるとそこは雪景色だった・・。
かなりの範囲に降ったのでビックリでした。
この日は久しぶりにサル達がやってきました。その時に1頭のサルがお腹にぶら下がっている子ザルを片手で抱えるようにして歩く姿がありました。通常今年生まれた子ザルは母親のお腹に自分でしがみつくので、母親が抱える事はほとんどないのですが、このサルはずっと片手で抱えたまま歩いています。すると、よく見たら子ザルのおしり辺りから何やらピンク色のひも状のような物がぶら下がっていたのです。もしかすると生まれたばかりで、へその緒なのかなとも思いましたが真相はいかに・・。とても気になる親子でした。
右奥のこっちを向いているサルが気になった母ザル。
子ザルのおしりから見えたひも状のもの。
まだ車はほとんど通らないのでゆっくりと道を歩いています。
そしてサル達を撮っている私も逆に観察されていました(^-^;
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