ホーム > くらし・環境 > 社会基盤整備 > 公園整備・緑化 > 金沢城公園の整備について > 「金沢城玉泉院丸」の整備について > 第45回(平成26年11月21日)
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庭園に向かう園路や休憩所の周辺では、春の花見や秋の紅葉など、四季を通じて楽しめる園路になるよう、サクラやモミジなどの植栽を行います。
園路からは市街地の建物が見えてしまうので、目隠しになる常緑樹を植えます。
ただ、現段階では、まだまだ隠しきれていないので、樹木の成長を待つしかなさそうです。
休憩所の周りにも姿のいい樹木や花木を植えて、茶庭らしさを演出します。
一方、既存の樹木も紅葉が始まっています。
例年よりやや早いような気がします。
庭園の周辺の斜面にはたくさんのモミジがあり、庭園の景色に彩りを添えています。
樹木の選定にあたっては、産地へ材料探しにも行っています。
特に庭園の中の低木は、規格と寸法だけでは思うようなものが手に入らないので、一本一本を確認したうえで決定します。
通常、産地から届く樹木は整形された同一規格のものがほとんどですが、「手を入れずに数年間放置したような姿」「形も雰囲気も違うものを2,3本」、「縦よりも横が大きいもの」といったこちらの勝手な注文に頭を悩ませながらも、思い当たる畑を案内していただきました。
最後は真っ暗な森の中で、ボサボサに伸びたヒサカキの中から、姿のいいものをライトで照らしながら探し出すという貴重な体験をしました。
(大)
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