ホーム > くらし・環境 > 社会基盤整備 > 公園整備・緑化 > 金沢城公園の整備について > 「金沢城玉泉院丸」の整備について > 第11回(平成25年8月1日)
ここから本文です。
7月末に北陸地方を襲った豪雨では、玉泉院丸も、 一瞬にして池が出現するほどの雨量がありました。
水中ポンプで排水を行い、一日で水は引きましたが、 多少の手直しが必要となりそうです。
先日起工式を執り行った休憩所の建築工事は、地盤沈下などを 防止するための地盤改良に向けた掘削が進められています。
史跡指定地では現状地盤の掘削には制限がかかるので、 休憩所予定地は盛土を行い、その範囲内で地盤改良を行います。
庭園工事では、滝の整備に向けた準備が進められています。
斜面に引かれている白い線が、滝の概ねの流路を示しています。
現時点で見えているのは滝の上半分で、最終的には、現在鉄板が 敷かれている場所から下に、更に下半分が整備される予定です。
まずは上半分の整備を行うための石が集められています。
加工した戸室石のほか、福浦石など県内産の自然石により滝石組を作っていきます。
石の表情を見ながらの、高い技術と感性が求められる施工になります。
現場監督さんが石一つひとつを見ながら、石の配置や積み上げる順序を 熟考していました。
来週にはいよいよ、滝石組の施工が始められる予定です。
(大)
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
同じ分類から探す