ホーム > くらし・環境 > 社会基盤整備 > 公園整備・緑化 > 金沢城公園の整備について > 「金沢城玉泉院丸」の整備について > 第32回(平成26年2月10日)
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池の遮水状況を確認するため、池に水を張りました。
いもり堀からポンプで水を揚げ、池の3箇所から給水します。
通常は隠れている給水桝を出して水の出方を確認します。
満水状態でも浅い場所の砂利が見え、水質は悪くないように思えました。
これはいもり堀の写真です。わかりにくいですが、中央より少し右の水中に揚水ポンプが設置され、水をくみ上げています。
池の流末の排水桝です。化粧蓋を外して、水位を確認します。
スケールの数字で7の位置が満水なので、あと25cmほど水を溜める必要があります。
数時間で水が溜まり、桝を越えて排水される状態になりました。順調に排水されていきます。
水が入ると、まるで堀のように見えます。
江戸期の庭園は、これよりも更に水面が低く、正面の土手の更に向こうまで池が続いていました。
数日間状況を見ましたが、水位の目立った低下は見られませんでした。
万が一ということもあるので心配していましたが、一安心です。
水を入れる前と比べてみると、
何はなくとも、水面があるだけで風情が出たように感じます。
(大)
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