ホーム > くらし・環境 > 社会基盤整備 > 公園整備・緑化 > 金沢城公園の整備について > 「金沢城玉泉院丸」の整備について > 第24回(平成25年12月3日)
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舟小屋の木工事を行っています。
小さな建物なので、2日程度で主要な構造は完了しそうです。
柱、梁、桁を組んで、構造はほぼ出来上がりです。
工場で基本的な加工を行っているせいもあり、見る見るうちに組みあがっていきます。
続いて、屋根下地の防水シートを施工します。
屋根の上で、寸法に合わせて手際よくシートをカットしていきます。
この後、杉皮で屋根を葺きますが、これは県外から専門の職人さんが来て施工することになります。
3つ目の中島の石組み護岸を施工します。一番小さな島ですが、直径は7m程度あります。
石を吊り上げるのはクレーン車を使いますが、石の向きや高さ調整など、 感覚的な判断が必要な作業は、人間の手で慎重に行います。
仮置きされた自然石の中から、うまくはまり込む石を探し、噛み合わせていきます。
手前に見えているのは水源になる給水桝です。このような桝を3箇所設け、 いもり堀の水をポンプアップにより給水します。
石組みが終われば、重機を使って裏込め材や埋め戻し土を入れていきます。
修築作業を行っていた石垣がほぼ完成しました。
積み直した部分の石が、明るい色になっています。
以前の写真と比べてみるとよくわかります。
通路があったことが想像もできないくらい、きれいに復元されました。
4月に始まった石の取り外しから、約10ヶ月かかりましたが、 予定通り年内には完成する見込みです。
(大)
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