ホーム > くらし・環境 > 社会基盤整備 > 公園整備・緑化 > 金沢城公園の整備について > 「金沢城玉泉院丸」の整備について > 第44回(平成26年10月30日)
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庭園の周辺では、入口の階段の整備が進んでいます。
段の部分は戸室石を使い、面になる部分は洗い出し舗装という工法で仕上げていきます。
コンクリートの中に細かい石を混ぜて、固まる前に、文字どおり表面を洗って、石が表面に現れるようにします。
中に混ぜる石には色々なものが使われますが、今回は御影石を使っています。
他の石に比べ角があるので、滑り止め効果が期待できます。
道路と庭園の間で約8mの高低差があります。
階段の段数にすると約50段にもなります。
全国どこのお城でもそうですが、園路のバリアフリーは大きな課題です。
今回の整備では、この階段の横にスロープで登る園路も設け、庭園まで段差なく登れるようにしています。
石垣の間を通って、庭園の中に入っていきます。
庭園の中でも、園路の舗装が始まりました。
こちらの舗装は、土に固化剤を混ぜたもので、壁土のようにコテで塗りながら仕上げていきます。
庭園の中は高低差が大きく、たくさんの階段があるので、こちらも、非常に手間のかかる作業になります。
どんな工事にも言えることですが、舗装が仕上がると、工事中という雰囲気が一気になくなってきます。
(大)
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