ホーム > くらし・環境 > 社会基盤整備 > 公園整備・緑化 > 金沢城公園の整備について > 「金沢城玉泉院丸」の整備について > 第33回(平成26年2月18日)
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滝に水を流し、流れの様子を確認しました。
現時点では仮設の水道を使っていますが、最終的には池の水をポンプで循環させて利用することになります。
段落ちの滝と呼んでいますが、4つの段によって斜面を流れ落ちます。2段目と3段目の間に園路が横切って、滝を間近に見ることができます。
この写真は2段目の水落ちの石を上から見たものです。
平たい面の上を水が均等に流れ、滝になります。
同じ石を横から見た様子です。
手前の方は勢いよく滝になって流れていますが、奥の方は水が石の裏側に巻き込まれて滝らしく見えませんでした。
よく観察すると、水量の問題ではなく石の角が鋭角に尖っているかいないかの違いだということがわかりました。
手前は角が鋭く、奥は角がやや丸まっていましたので、滝の見栄えを考え、奥の方も石を鋭く加工することにしました。
滝を滝らしく見せるためには、水量以上に、水が白いしぶきを立てて流れる様子が重要だということを感じました。
また、せせらぐ音や涼しい風など視覚以外の要素も重要になってくるようです。
(大)
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