ホーム > くらし・環境 > 社会基盤整備 > 公園整備・緑化 > 金沢城公園の整備について > 「金沢城玉泉院丸」の整備について > 第18回(平成25年10月20日)
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護岸の整備が終わった場所から、池底の粘性土の敷き均しを行っています。いくつかの候補の中から、粘性が強く水の濁りが少なかった土を選定しています。
概ね平らな池底ですが、護岸の微妙な傾斜や排水勾配を付けるために、 何度も修正を行いながら仕上げを行います。
池底を作ってしまうと、大型の重機は入れなくなります。
橋の基礎や護岸石組みの調整など、今のうちにやれる作業を急ピッチで進めます。
休憩所の素屋根を設置しています。規模の大きい建物ではありませんが、 杮葺きの屋根を天候に左右されずに施工するため、建物全体に覆いをかけておきます。
片流れの屋根にしているため、実際の建物よりも一回り以上高い屋根高になっているようです。
滝の上部と下部がつながりました。 流れ底の仕上げなどは残っていますが、滝石組の全体像が見えるようになりました。
勾配が急で多くの石で組まれた上部に対し、園路を挟んだ下部は緩い勾配で穏やかな印象です。
土と石だけの状態は殺風景ですが、今後、植栽を加えることにより、 雰囲気のある景観になっていくと思います。
庭園にはマツの他に、何本かのサクラやモミジを植えます。
シダレザクラは樹形の良いものがなかなかないものですが、 県内の造園業者さんの持っているもので、樹高の大きい立派なものが見つかりました。
(大)
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