ホーム > くらし・環境 > 社会基盤整備 > 公園整備・緑化 > 金沢城公園の整備について > 「金沢城玉泉院丸」の整備について > 第15回(平成25年9月26日)
ここから本文です。
天候に恵まれ、庭園内では石関係の工事が進んでいます。
池の護岸石垣、島の石組みや景石など現場内にはどんどん石が運び込まれ、積み上げられていきます。
石を組んでも、一度では仕上がらず、全体の様子をよく見たうえで積み直すこともあります。このあたりは、庭師さんの感性に頼るところが大きいのですが、金沢の庭では伝統的に、石を立てて使うことは少なく、黒っぽくおとなしい石を伏せて使うことが多いとのことです。
加工されていない自然石をうまくかみ合わせながら石組みを作っていきますが、 実は、水面下に隠れてしまう石もあります。 鑑賞上だけでなく、護岸の機能としても必要な石です。
戸室石の石積みも、天端の線が出てきました。
江戸時代には2段に分かれた高い石垣だったようですが、今回は、池の護岸として必要な1m程度の石積みになります。
石積みの中央部分にあった切り欠きも再現されました。
(大)
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
同じ分類から探す