ホーム > くらし・環境 > 社会基盤整備 > 公園整備・緑化 > 金沢城公園の整備について > 「金沢城玉泉院丸」の整備について > 第25回(平成25年12月4日)
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庭園のマツを積雪から守るため、雪吊りを設置しました。
兼六園をはじめとした北陸の庭園の冬の風物詩にもなっています。
まず、竹や丸太の柱にわら縄を結んだものを事前に作っておきます。
事前に樹木の高さや枝数を見て、ちょうどよい大きさにしてあります。
樹冠のほぼ中心に、枝を傷めないように慎重に柱を差し込み、固定します。
柱を垂直に立てるため、2方向から傾きがないか確認します。
わら縄をほどき、枝一本一本にくくりつけていきます。
先飾りと呼ばれる、柱の頭の形状は、造園業者さんによって何種類かありますが、 今回は兼六園で多く見られる、比較的手の込んだものに統一しました。
また、縄の数も通常よりもやや多めにしています。
先飾りを拡大すると、こうなります。
約30本の円錐が立ちました。
枝振りの大きい樹木ほど、大きく立派な雪吊りになります。
(大)
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