ホーム > くらし・環境 > 社会基盤整備 > 公園整備・緑化 > 金沢城公園の整備について > 「金沢城玉泉院丸」の整備について > 第16回(平成25年10月3日)
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狭い現場内に何台ものクレーン車が据え付けられ、現場内は錯綜しています。
滝石組工事、島の景石、植栽工事、石積み工事に加え、まだ残っている掘削部分の造成など、様々な工種が同時並行して進められていきます。
滝石組は、園路を挟んだ下半分の石組みに取り掛かっています。 勾配は緩く、平たい石を平坦に組み合わせた延段のような石が特徴です。
発掘調査結果を確認しながら、石が据えられていきます。
出島にある、大型の景石が据えられました。 横長の石で、他の景石に比べると平らな石を選んでいます。
重量は約8トンもあり、今回使用する石の中でも、最も大きなものになりました。
出島の奥の方から、樹木が植栽されていきます。
地形の高低は古絵図からは判断できないため、 休憩所や高台の方からの見え方を確認しながら、何度も微調整してきましたが、 樹木を植えてしまえばもう、この形状で固定されてしまいます。
やはり樹木が植えられると、にぎやかさが出てきます。
高木はほとんどが仕立て物のマツで、石川県内の各地から、 背が低くて姿の良いものを選んでいます。
(大)
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