ウド そうか病

1.宿主名

2.宿主科名

3.病名

4.病原

Elsinoe arariae（エルシノエ・アラリアエ）
Sphaceloma arariae（スファケローマ・アラリアエ）

5.診断

葉と葉柄に発生し、コルク化しイボ状に隆起する。球形の子のう中に、無色楕円形、縦横に隔壁を有する子のう胞子を6～8個形成する。
タラにも感染し、同様の病徴を示す。

有性世代のエルシノエは病斑内に形成される子のう子座は偏平、不明瞭で、不規則に配置している。また不完全世代のスファケローマの分生子は微細であり、確認が難しい。
それゆえ検鏡にこだわると病原菌が見つからず、誤診しやすい。特徴的な病徴で判断を下してよい。