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(画像1)腹黒米の混入状況
(画像2)濾紙の着色
(画像3)病原菌の分生子
項目 | 内容 |
---|---|
1.宿主名 |
イネ |
2.宿主科名 |
イネ科 |
3.病名 |
腹黒米 |
4.病原 |
Trichoconiella padwickii(トリココニエラ・パドウィッキイ) |
5.診断 |
湿らせた濾紙を敷いたシャーレに着色粒を並べて一晩25℃におく。褐色米の原因であるアルタナリア(Alternaria alternata)やカーブラリア(Curvularia sp.)だと、すぐに胞子を形成するので診断は容易である。
難しいのは腹黒米の軽度の症状のもので、この菌は、湿室培養での胞子形成が遅く、作ってもごく少量のことが多く、着色粒が白い菌糸に覆われてくるだけである。 |
6.診断のコツ |
玄米が白い菌糸で覆われたら、シャーレの密閉をやめて、乾燥気味にすると着色を観察しやすい。 |
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