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更新日:2024年11月21日

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イチゴ 炭疽病(苗立枯症状)

褐変腐敗の画像
(画像1)葉柄基部からクラウンにかけて褐変腐敗する。根の腐敗はない。

クラウンの褐変腐敗の画像
(画像2)クラウンの褐変腐敗。

分生子層と剛毛の画像
(画像3) 分生子層と剛毛。

くちばし状の子のう殻の画像
(画像4)子のう殻。宿主組織に埋生し、頂部がクチバシ状に突出する。

子のう胞子の画像
(画像5)子のう殻頂部から放出された子のう胞子。

項目

内容

1.宿主名

イチゴ

2.宿主科名

バラ科

3.病名

炭疽病(苗立枯症状)

4.病原

Glomerella cingulata(グロメレラ・シングラータ)

5.診断

ポット苗が萎凋、青枯症状を呈していたが、根鉢はしっかりしていた。
葉柄基部からクラウンにかけて褐変腐敗しており、葉柄には分生子層、クラウンには子のう殻が確認できた。

6.診断のコツ

分生子層には剛毛が見られ、子のう殻は頂部がクチバシ状に突出する特徴的な形態を示す。

 

お問い合わせ

所属課:農林水産部農林総合研究センター農業試験場

石川県金沢市才田町戊295-1

電話番号:076-257-6911

ファクス番号:076-257-6844

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