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更新日:2021年4月20日

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フリージア菌核病(菌核形成)

株の症状の画像
(画像1)株の症状

菌核の画像
(画像2)病原菌の微小な菌核

項目

内容

1.宿主名

フリージア

2.宿主科名

アヤメ科

3.病名

菌核病(菌核形成)

4.病原

Sclerotinia sp.(スクレロチニア)

5.診断

地際から水浸状に腐敗が始まり、葉鞘、球茎に進展し、萎凋、枯死する。病患部には微小な菌核を形成する。

6.診断のコツ

病患部には菌糸の密な侵入が見られたものの、胞子や菌核の形成が認められなかった。
そのため、罹病組織片を馬鈴薯ブドウ糖寒天(PDA)培地に置床し、25℃暗所で培養、伸長してきた菌糸を素寒天(WA)培地に移したところ、菌核の形成が見られた。PDA培地上では菌核は形成しなかった。

 

お問い合わせ

所属課:農林水産部農林総合研究センター農業試験場

石川県金沢市才田町戊295-1

電話番号:076-257-6911

ファクス番号:076-257-6844

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