ピーマン 炭疽病

1.宿主名

2.宿主科名

3.病名

炭疽病

4.病原

Colletotrichum capsici（コレトトリクム・カプシキー）
Colletotrichum fructicola（コレトトリクム・フルクティコーラ）
Colletotrichum nigrum（コレトトリクム・ニグルム）
Colletotrichum scovillei（コレトトリクム・スコビレイ）

5.診断

果実上に同心輪紋を有する円形陥没病斑を生じていた。輪紋上にはサーモン色の分生子塊を形成していた。

ピーマン炭疽病には4種の菌があるが、分生子の形態でおおよそ絞り込める。
カプシキーは鎌形、フルクティコーラは短桿状なので、この場合は除外、長い分生子の形態からニグルムが最有力であるが、長紡錘形のスコビレイの可能性は完全に排除できない。