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更新日:2022年4月18日

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ブドウ うどんこ病(熟果の症状)

果実の症状の画像
(画像1)果実の症状

病原菌の菌糸から生じた分生子柄と分生子の画像
(画像2)病原菌の菌糸から生じた分生子柄と分生子

項目

内容

1.宿主名

ブドウ

2.宿主科名

ブドウ科

3.病名

うどんこ病(熟果の症状)

4.病原

Erysiphe necator var. necator(エリシフェ・ネカトール)
Ovulariopsis ampelopsidis-ciliatae(オヴラリオプシス・アンペロプシディスシリアタエ)
Phyllactinia ampelopsidis(フィラクティニア・アンペロプシディス)

5.診断

果面に放射状に広がる薄墨色の斑点が見られた。斑点部分には、うどんこ病菌の菌糸が増殖し、分生子が形成されていた。

6.診断のコツ

斑点部分にセロハンテープを押し付けて、移し取る。
フィラクティニアの不完全世代がオヴラリオプシスで、分生子は先端に乳頭状突起を有する洋ナシ型~棍棒型をしている(カキうどんこ病の項参照)。エリシフェの不完全世代はオイディウムであり、俵型の分生子である。
これは俵型のオイディウム型分生子であるため、エリシフェによるものと判断される。

 

お問い合わせ

所属課:農林水産部農林総合研究センター農業試験場

石川県金沢市才田町戊295-1

電話番号:076-257-6911

ファクス番号:076-257-6844

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