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更新日:2022年11月29日

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カキ 円星落葉病

葉の症状の画像
(画像1)葉の病斑

子のう殻原基の画像
(画像2)病斑内に形成されていた子のう殻原基

項目

内容

1.宿主名

カキ

2.宿主科名

カキノキ科

3.病名

円星落葉病

4.病原

Mycosphaerella nawae(マイコスファエレラ・ナワエ)

5.診断

円形の小黒点が拡大して、黒紫色のかさを有する赤褐色円形病斑になる。

6.診断のコツ

秋冬季の病斑内には黒色球形の子のう殻原基が見られる。子のう胞子が形成されるのは翌春であり、まだ菌核様の子のう原基しか見えない。つまり生育期間中の病斑上で胞子形成はないので、二次伝染しない。
9月~10月にかけて発病するが、潜伏期間は2~4か月と長く、防除適期は5月~7月である。
これに対し7月ころから発病する角斑落葉病は二次伝染するため注意が必要である。

 

お問い合わせ

所属課:農林水産部農林総合研究センター農業試験場

石川県金沢市才田町戊295-1

電話番号:076-257-6911

ファクス番号:076-257-6844

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