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更新日:2024年2月29日

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アズキ うどんこ病

葉の症状の画像
(画像1)葉の症状

分生子の画像
(画像2)フィブロシン体を有する分生子

分生子の画像2
(画像3)表生菌糸上に生ずる分生子

子嚢殻の画像
(画像4)病葉上の子嚢殻。

菌糸状の付属糸の画像
(画像5)子嚢殻の付属糸は菌糸状、子嚢殻内の子嚢は1個である。

項目

内容

1.宿主名

アズキ

2.宿主科名

マメ科

3.病名

うどんこ病

4.病原

Erysiphe pisi(エリシフェ・ピシ)
Podosphaera xanthii(ポドスファエラ・キサンティー)

5.診断

葉の表面を白色粉状のカビ(分生子)が覆い、秋の気温低下とともに黒色小粒(子嚢殻)が形成されてくる。

6.診断のコツ

本事例では分生子は長く連鎖し、フィブロシン体(顆粒状・短線状の構造)を有し、子嚢殻内の子嚢は1個であるためPodosphaera(旧属名Sphaerotheca)によるものである。
Erysipheでは分生子の連鎖は少なく、フィブロシン体を有せず、子嚢殻内に複数の子嚢を束生する。

 

お問い合わせ

所属課:農林水産部農林総合研究センター農業試験場

石川県金沢市才田町戊295-1

電話番号:076-257-6911

ファクス番号:076-257-6844

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