緊急情報

閉じる

現在、情報はありません。

印刷

更新日:2022年3月30日

ここから本文です。

メロン べと病

葉の症状の画像
(画像1)葉の症状

病原菌の分生子柄と分生子の画像
(画像2)病原菌の分生子柄と分生子

項目

内容

1.宿主名

メロン

2.宿主科名

ウリ科

3.病名

べと病

4.病原

Pseudoperonospora cubensis(シュードペロノスポラ・キューベンシス)

5.診断

メロンの褐斑細菌病と、べと病は、両方とも初めは黄褐色小斑点として現れ、その後拡大して葉脈に沿った大型病斑となるので、肉眼だけでは区別しにくいことがある。それぞれ、細菌病と糸状菌病(偽菌類・卵菌類)であり、薬剤対応が全く異なるので、顕微鏡を用いて確実に診断を行う。
べと病は、よく見ると葉の裏面にカビが生えている。これを顕微鏡で見ると、樹枝状に分枝した分生子柄の先にラグビーボールのような分生子がついている。

6.診断のコツ

古い病斑や、薬剤散布後の病斑ではカビが見えにくいことがある。そのようなときは、葉の裏面にセロテープを軽く押し当てると、カビだけが移し取られ、容易に観察することができる。

 

お問い合わせ

所属課:農林水産部農林総合研究センター農業試験場

石川県金沢市才田町戊295-1

電話番号:076-257-6911

ファクス番号:076-257-6844

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報はお役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

同じ分類から探す