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更新日:2022年3月30日

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ナシ モザイク症状

新葉の症状
(画像1)新葉の症状

ニセナシサビダニ成虫の画像
(画像2)ニセナシサビダニ成虫

項目

内容

1.宿主名

ナシ

2.宿主科名

バラ科

3.病名

モザイク症状

4.病原

ニセナシサビダニ

5.診断

新葉の葉脈に囲まれた部分が退色する小角斑を生じ、モザイク症状を呈する。
さび症状はニセナシサビダニが高密度になる6月以降に発生することが多いが、モザイク症状は6月以前の密度急増前から発生するようであり、早期の防除が必要になる。
葉裏の葉脈周囲に橙色の虫体が多数寄生しているので、サビダニ被害を想定して観察すると診断は容易である。
この画像は葉裏にセロテープを貼り付けて虫体を移し取ったものである。繊維状のものはナシの毛茸。平成28年6月9日に確認したものである。

6.診断のコツ

寄生密度は高いのでサビダニを想定していれば確認は容易である。葉柄基部付近に特に寄生が多く、肉眼でも橙色に見える。

 

お問い合わせ

所属課:農林水産部農林総合研究センター農業試験場

石川県金沢市才田町戊295-1

電話番号:076-257-6911

ファクス番号:076-257-6844

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