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(画像1)苗の症状
(画像2)病原菌の菌糸
項目 |
内容 |
---|---|
1.宿主名 |
コマツナ |
2.宿主科名 |
アブラナ科 |
3.病名 |
苗立枯病 |
4.病原 |
Rhizoctonia solani(リゾクトニア・ソラニー) |
5.診断 |
3月初旬、コマツナ(品種:ピノグリーン)のベビーリーフ苗に生じた症状。地際から下が褐変腐敗し細くくびれていた。 この症状だと根の先端から腐敗させるフザリウム菌や、根全体が水浸状に変色するピシウム菌との区別がつきにくい。 このくびれた部分にはリゾクトニア菌の菌糸が密にまとわりついていた。 |
6.診断のコツ |
リゾクトニア菌は胞子を作らないので菌糸の分枝で判断する。直角に分岐し、分岐部に狭窄がある。分岐部に隔壁が無いため、T字型の細胞になる。 |
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