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白山市と野々市市で農業を行う35歳未満の若手農家でつくる石川農業青年会議は生産者と消費者との距離を近づけることを目的としたプロジェクト活動を行っています。
本年は、会員が生産した野菜等を保育園給食の食材として販売するとともに、保育園児たちとの交流会を行い、地域の農業を知ってもらう活動を行ないました。
6月24日に白山市こども子育て課の協力の元、保育園給食に地元野菜を使ったメニューの日を設定してもらい、保育園からの発注に応じて石川農業青年会議が食材を届けました。
期間中に白山市内15保育園から注文があり、トマト43kg、キャベツ62kg、大豆13kg、あられ26kgを配達しました。
また、郷保育園とみかわこども園へは会員の農業青年6名が訪れ、寸劇やクイズをしながら地元で作っている野菜を紹介しました。「野菜大好きな人~?」と尋ねると園児たちは元気よく手を上げて「はーい」と答えていました。
その後、保育園児と一緒に農業青年が生産した食材を使った給食を食べて交流した。園児からは「このトマトおいしい」「野菜は残さず食べてるよ」との話が聞かれました。
農林総合事務所では食育や農業青年活動を支援しています。
保育園へ配達するため食材を仕分けしているところ
寸劇による野菜づくりの紹介
給食メニュー(大豆の煮物、キャベツのごまあえ、トマト)
園児との交流
今年から新たな愛称となった白山白川郷ホワイトロードの開通記念式典が、好天のもと6月25日(木曜日)午前10時より、県境の三方岩駐車場において、石川・岐阜両県から約120人が出席して盛大に開催されました。
式典では、谷本石川県知事、古田岐阜県知事と中村、足立両県議会議長、山田白山市長、成原白川村長の挨拶のあと、白山林道利活用促進協議会の林会長が謝辞を述べ、これまでの両県の取り組みを振り返りました。
引き続き、地元幼稚園児らも加わって記念標柱の除幕式やテープカットがあり、新愛称「白山白川郷ホワイトロード」としての新たなスタートを祝いました。
式典と同時開催の「雪おくり祭り」では、白山市、白川村の特産品販売等もあり、今後、ますます両県の交流が深まることが期待されます。
谷本知事の挨拶
記念標柱の除幕
テープカット
雪おくり祭り
6月5日(金曜日)から白山市木滑地区で和牛と羊の放牧を始めました。木滑地区は旧吉野谷村に属し、現在では農家が減少して耕作放棄地が増加しています。
耕作放棄地の解消と牛などの大型の家畜がいることにより、イノシシが近づかないという報告もあることから、獣害の緩和を目指して放牧をしています。和牛は市内の畜産農家から妊娠中の2頭の提供を受けたもので、自然の草を食べ、良い環境で伸び伸びと育ちます。畜産農家でも、この間の肥育の手間やエサ代が省けるメリットがあります。
羊は乳や肉の利用による新たな特産品を目指し、石川県立大とのプロジェクトで取り組んでいるものです。どちらも地元の方が毎日エサと水の世話をしています。
農林総合事務所では関係する法人とともに地元と畜産農家との連絡調整や放牧地を囲む電気柵の設置に協力しています。放牧は6月から10月まで行われます。
石川県農林水産部職員によるボランティア活動組織「農林倶楽部」石川支部では、6月14日(日曜日)に白山市八田町の「八田農村公園」で草刈り活動を行いました。同公園はオニユリの群生地として知られ地元の方々が大切に保護してきました。当日は開花前に雑草を除去するため、農林倶楽部会員、八田町内住民等約50名が汗をながしました。
八田町農村公園のオニユリの花は7月中旬から8月上旬まで楽しめます。
草刈り作業
農林倶楽部及び八田町内会
6月27日(土曜日)、白山市白峰地内西山地区において、「手取川水源の森ボランティア」活動として手取川七ヶ用水土地改良区、かが森林組合、白山手取川漁業協同組合、鶴来谷林業研究会及び地元業者等手取川の恩恵を受けている団体と共催で、ブナやミズナラ林の下草刈りを行いました。
当日は曇りから雨に変わりましたが、総勢54名で予定の草刈りを終えました。毎年の活動で16年前に植えた苗木が大きく育っているのを見ながら、参加者も力を入れて草刈りをしていました。
水源の森草刈り
作業終了後の集合写真
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