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「ほんながや通信」では管内の農林業にまつわる様々なニュースをお届けしております。
最新のニュースは石川農林総合事務所トップページに掲載しております。
目次
松任市農業協同組合(JA松任)の松南カントリーエレベーター(白山市安吉町)の再編整備工事の竣工式が3月28日(金曜)行われました。竣工式には、竹山武志組合長をはじめ、北陸農政局の荻島生産部長や県農林水産部の松村参事、同組合役員や工事関係者ら約60名が参列し、工事の竣工を祝いました。
当該地域では水田の有効活用を図る観点から、転作作物として大豆の作付けが進められてきました。しかし、昭和63年度に整備された大豆乾燥調製施設(山島ビーンセンター)は既に能力を超えた処理を行っており、施設も老朽化しているため、これ以上の増産に対応することができなくなっていました。
このような中、実需者の要望に応じた大豆及び飼料用米の増産に対応するため、老朽化している山島ビーンセンターを廃止し、松南カントリーエレベーターを大豆の乾燥調製にも使用できるよう汎用化するとともに、水稲・大豆の品質向上による収益性向上に取り組むため、色彩選別機を導入しました。
今後は、当該施設を活用することで、大豆の作付拡大が図られるとともに、異常気象に対応した品種転換・新技術導入等により、生産力の増加が期待されます。
【竣工式の様子】
平成26年2月16日(日曜)、県内の親子家族34名が参加し、親子ふれあい体験ツアーin木滑を開催しました。
本ツアーは、地元で生産された食材の収穫や調理を親子一緒に体験し、食材を提供している農業者の方と交流することで、「食」と「農業」への理解を深めてもらうことと、「地産地消」(地元で作られた農産物を地元で消費する取組)と「食農教育」(食生活と密接に結びついている農業の生産活動を通じて、食と農業の大切さを理解する)ことを目的として毎年度開催しています。
併せて、今年度は「里山」でも冬の暮らしを雪あそびをとおし、「山笑い」というイベントに参加することで「里山の暮らし」や都市と農村といった様々な地域に住む人々の交流を活発にしようとする取組についても体験しました。
当日は、木滑地区で開催された「里山祭り 山笑い」に参加しかんじきを履いての雪山散策や、縄やわらじを編む里山の暮らしを体験し、同じく木滑地区にあります木滑なめこ生産組合において、なめこの生産施設の見学と収穫体験を実施しました。
雪不足も心配されましたが、会場の雪あそびのコーナーでは斜面をそりなどで滑る子どもたちの歓声があがっていました。
【体験ツアーの様子】
平成26年2月15日(土曜)、アートシアターいしかわラブロ7階ホール(金沢市片町)において約80名の参加者を得て、平成25年度 農業土木技術研究発表会が開催されました。
本研究発表会は、日頃の業務の中で行った調査・研究の成果を発表、質疑応答を通じて、職員の技術力向上を図ることを目的として毎年開催しています。
本年度は、県内5農林総合事務所及び石川県立大学から7課題について発表がありました。当事務所からは「七ヶ用水主要分水工における更新整備について」と題しまして、制約条件下で健全度評価に基づいて実施した対策工事について、工夫した点を発表し、見事、最優秀賞に輝きました。
【発表会の様子】
【発表の要旨】
七ヶ用水主要分水工における更新整備について(PDF:486KB)
平成26年1月31日(金曜)に石川県庁11階会議室において、「平成25年度林業普及指導員全体研修会」が開催されました。
本研修会は、林業普及指導員の資質向上を目的として、林業普及指導員の活動発表や林業試験場の研究成果発表等を行うものです。
当事務所では、「県産材の利活用促進に向けて」と題して、森林土木工事における未利用材を活用した県産材利用促進の取り組みと、県産材型枠合板の利用促進とその成果について発表し、最優秀賞を受賞しました。
石川県では、引き続き県産材の利用促進に向けた取り組みを進めていきます。
【県産木材を活用した落石防護柵】(緩衝材として県産木材を使用)
【本年度から本格運用が始まった県産型枠合板】(県産材を40%以上使用)
【研究会の様子】
【林業普及指導員活動実績発表要旨】
県産材の利活用促進に向けて~森林土木職員ができる普及活動~(PDF:78KB)
魅力ある農林業の経営と地域社会を築くためには、女性と男性がそれぞれの個性と能力を発揮し、共に責任を担う「パートナーシップ型社会」の実現を目指すことが重要です。
男女が共にあらゆる場面で参画し、豊かな地域社会を作っていくことを目的に、12月11日(水曜)野々市市文化会館フォルテ内カルチャールームにおいて「平成25年度 石川地域農山漁村交流会」を開催しました。
今回は会員からの要望もあり、将来の6次産業化を見据えた地元農産物の加工品の試食会を初めて実施しました。短い準備期間の中20品近くの試作品が持ち寄られ、講師としてお招きした青木クッキングスクール副校長 得永昭子先生にご試食いただき、商品化を進めるために必要な改良点やアドバイスの他、出品者からの疑問、質問に丁寧に答えていただきました。
参加者も試食会に参加し、試作品が並んだテーブルを挟んで活発な意見交換がされていました。
【交流会の様子】
11月25日(月曜)金沢市流通会館大ホール(金沢市問屋町)において「地産地消 受注懇談会2013秋」が開催されました。当日は48の個人、団体がそれぞれブースを出展し、商品のPRを行いました。管内からは「剣崎なんば保存愛好会」、「渡津農林会」、「木滑なめこ生産組合」の3者が出展し、来場された商工業者の方々と活発に意見交換をされていました。
今回は商談に特化した特別ブースの出展者5者を対象に商品PRのプレゼンテーションの場を会場内に設けたり、アナウンサーによる個別インタビューを行ったりと新しい試みも実施されました。
受注懇談会は県内の農林水産物及びその加工品の販路開拓・拡大の機会を求める農林漁業者とこだわりの地元食材を求める商工業者のマッチングの場として平成21年度より開催され、今回9回目の開催となりました。
11月24日(日曜)白山市木滑において「いしかわ農村ボランティア」が開催されました。県内各地から集まった農村役立ち隊のメンバー10名が集落活動のお手伝いを住民20名と共に行いました。
早朝ににわか雨があったものの作業中は好天に恵まれ、晩秋の貴重な青空の下、本格的な積雪の前に、地区の山手にある給水槽の清掃、用水の江ざらい、フェンスの撤去等3班に分かれて、住民の方々、ボランティアの方々、双方の協力し合いながら作業しました。
【活動の様子】
石川県では、過疎化、高齢化等により集落のみでの活動に支障を感じる中山間地域の活性化を図るため、平成22年度より「いしかわ農村ボランティア窓口」を開設し、農村でのボランティアを希望する「農村役立ち隊」とその受け入れを希望する集落「受け入れ隊」とのマッチング、協働活動の支援を行っています。
11月21日(木曜)白山市民交流センターAV講義室において、『里山地域の協働活動促進セミナーin白山』を開催いたしました。
里山地域が、多様な主体との協働による里山づくりを進めるために「みんなが参画できる仕組みづくり」をテーマに、主に里山地域の住民を対象に、里山づくりへの関心を高めるとともに協働活動への不安を解消し、地域の魅力を広めていくことを目的としたセミナーです。
開会挨拶のあと、県里山創成室より話題提供として「企業に協働の思いと情報と届けよう」と題しまして、県内の里山里海の現状と魅力、課題について話し、続いて、白峰地区において、住民・企業・大学が協働して里山の保全活動に取り組むため、広葉樹の伐採や薪割りなどの自然体験学習ツアーを企画し、都市住民との交流による地域活性化を目指す「白山しらみね薪の会」の取組を事例紹介として発表していただきました。
セミナー後半は、富山県南砺市より「南砺市における市民協働の取組事例について」と題しまして、なんと里山なりわい塾 山瀬代表と南砺市市民協働課 石崎さんよりご講演いただきました。 石崎さんから、南砺市が平成21年度より開設された市民が主体的に地域活動できるよう支援する市民協働課の取組とその実績について、山瀬代表からは、なんと里山なりわい塾の成り立ちと活動状況についてご講演いただきました。行政と市民団体、お二人それぞれの視点から協働活動について具体的な取組事例を交えながらの講演に対し、予定時間を超えるご質問が寄せられました。
【セミナーの様子】
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