ホーム > 連絡先一覧 > 石川農林総合事務所 > ほんながや通信(管内ニュース)バックナンバー > ほんながや通信(第23号)平成23年12月
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地元の旬の食材の収穫や料理作りを親子一緒に体験し、食と農業への理解を深めてもらうことを目的として、「白山麓・食の体験親子ツアー」を10月2日(日)に開催しました。県内在住の親子12組35名が参加して、なめこの収穫とそば打ちを体験しました。
最初の目的地は、白山市木滑(きなめり)の木滑なめこ生産組合。組合長の高山昇さんが出迎えてくれ、なめこ栽培の説明をわかりやすくしてくださいました。高山さんは原料のおがくずにもこだわり、丹誠込めてなめこを栽培しています。参加した方のほとんどが、栽培風景を初めて目にしたようで、興味津々。培養室で元気に成長しているなめこを見て、歓声があがっていました。最後に、子供たちは自分でなめこを株ごと収穫し、また大人の方たちは、自宅で栽培するポットを一つずつ選び、おみやげとして持ち帰りました。
次の目的地は、白山市三ツ屋野町のにわか工房。そば料理が味わえ、そば打ち体験もできる施設です。また、直売所も併設しており、地元で取れた新鮮な野菜なども購入することができます。工房の周りには真っ白なそばの花が咲いていて、とても景色がよかったです。
そば打ちの指導者の方に教えてもらいながら、そば打ちスタート!粉をふるうところから始め、小さな子供たちも頑張って挑戦していました。めん棒で伸ばすところと、大きな包丁で切るところが、一番難しそうでした。最後に、自分で打ったそばを湯がいてもらい、ざるそばにしておいしく頂きました。親子で協力して作ったそばは、格別においしそうでした。
おなかもいっぱいになり、バスで事務所へ戻り、解散となりました。
あっという間の半日でしたが、体験を通して、地元食材に興味を持ってもらう機会になったと思います。
木滑なめこ生産組合長 高山昇さん☆ |
栽培用のなめこを選定中! |
おじいちゃんと一緒に生地延ばし(^-^) |
上手に生地を切るお姉ちゃん♪ |
白山商工会では白山麓の誘客に努めるため、平成20年より白山がもたらすおいしい水や地域特有の素材を活かした各店オリジナルのメニューを「白山百膳(はくさんひゃくぜん)」として統一し、現在まで80膳が登録されている。
白山市三ツ屋野の「農事組合法人にわか」でも、新メニューの「にわか御膳」を白山百膳として開発、8月24日に農産物加工施設 にわか工房において、白山市、白山商工会、石川農林総合事務所などの関係者が参加し、試食会を行った。
このにわか御膳は、地元産のそばを用いて毎朝打つ「蕎麦」や19年から取り組んでいる金時草の乾燥葉を使用した「金時草いなり寿司」等をメニューの柱とし、参加者からは、「ヘルシー」、「女性に人気」など、好評を得た。
なお、この「にわか御膳」は1食1300円で、9月1日から1日15食限定で販売されている。
管内で農業に携わっている女性で組織している「白山市農山漁村女性活動推進協議会」(会員:10名、会長:JA白山女性部 浦 久美子、事務局:白山市農業振興課、アドバイザー:石川農林)では、10月27日に地元食材を活用した特産品づくりを目指し、石川農林総合事務所の3階調理室において商品化を見据えた加工品の試作を行い、11月21日には、試作品の商品化に向けた活動内容を検討した。
試作品は「梅味噌トマトドレッシング」、「米粉梨パイ」、「金時草ババロア」、「金時草ムース」、「そば粉ムース」の5品で、今後はこの試作品の商品化に向け、さらにレシピの修正を重ね、農林漁業まつりなどの各種イベントや直売所における試食を行い、アンケート等により評価を受けた上で、JA、農業法人、商工業者等に製造等を提案していきたいと考えている。
さらには、女性農業者活動のPRも含め、パッケージや販売に向けたPR方法の検討を行っていきたい。
試作の様子 |
検討会の様子 |
○梅味噌トマトドレッシング |
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試作品 |
試作品詳細 |
白山市福増町では、平成20年度より水田の大区画化を目的に24.1ha(東京ドーム5個分の大きさ)の基盤整備を行っています。
当事業は、平成20年度に調査・設計を実施し、平成21年度からスタートした工事は今年12月にほぼ完成しました。来年度は最終年度となり、付帯工事及び権利者会議を開催し換地処分登記までを行う予定です。
基盤整地状況 |
完成写真(工事区域は赤線内) |
工事施工中は、地元の耕作者の方と現場を確認しながら進めていきました。また、9月には石川県立大学環境科学科、10月には石川県立翆星高校の体験実習の一環として現場見学会を実施し、地元の学生さんに勉強の場を提供しています。
地元との立ち会い |
石川県立大学 現場見学会 |
県立翠星高校 現場見学会 |
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①郷用水第2地区:4社、L=500m |
水量が減るといってもゼロではなく、降雨時は、施工中の現場が水に浸ることもあり、各現場は排水対策に追われながらがんばっています。また、一般道に並走する水路については、安全対策に気をつけながら慎重に進めています。
仮回し水路(中村用水第2三期) |
安全対策(大慶寺用水) |
複数の工事が相互に関係してくる為、発注者と請負業者及び請負業者間の安全施工に関する緊密な情報交換を行うことを主目的に工事連絡調整会議を行っています。
大慶寺用水 工事連絡調整会議 |
当初、石川郡尾口村字尾添~同郡白峰村字桑島を結ぶ林道として白峰村と尾口村の一字を取り「白尾線」と命名し、全体計画延長39.9km、幅員5.0mで昭和48年度から開設工事を実施しました。その後、地形・地質等の自然条件や景観への配慮、事業の投資効果等から総合的に判断して、平成14年度に尾口村側を「白尾1号線」として延長28.3km、白峰村側を「白尾2号線」として延長10.5kmに分割し、既設林道と接続するよう路線計画の見直しを行い、平成19年度には白尾2号線が完成しており、同1号線の完成が待たれていました。
白尾1号線については、平成22年度に全線開通する予定でしたが、9月10日に1工区と2工区の切取工事が完了する間際に林道の斜面上部から崩壊が発生したため、本年度アンカー24本、L=339mの法面対策工を行い平成23年11月30日に完成となり、全線開通となりました。
[計画内容] 林道開設 延 長 L=28,323m
車道幅員 W=3.0m~4.0m、全幅員 W=4.0m~5.0 m
[事 業 費] 21億2千2百万円
[計画年度] 昭和48年度~平成23年度
完成区間 |
完成 : 全景 |
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