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「ほんながや通信」では管内の農林業にまつわる様々なニュースをお届けしております。
最新のニュースは石川農林総合事務所トップページに掲載しております。
目次
石川県では毎年9月1日(防災の日)を含む一週間を「秋の農地・林地防災週間」と定め、これからの台風や大雨に備え、人命・人家・公共施設等に被害を及ぼす恐れのある農業用施設・治山施設の点検、防災施設の操作訓練等を実施しています。
当事務所では土地改良部において9月2日(火曜)に水門点検、操作訓練を、森林部においては3日(水曜)に治山施設の一斉点検を実施しました。
【土地改良部】
水門点検(白山市福留南1丁目地内)
【森林部】
流路工点検(白山市別宮出町地内)
夏休み以降、秋の行楽シーズンにかけてはキャンプや魚釣り、キノコ狩りと山に入る機会が多くなります。一方、秋に入るとクマも冬眠に向けての準備のため行動が活発になるほか、奥山でのエサが不足する場合は里山へ出没する危険が高まるため、クマの人身事故防止に一層注意を払う必要があります。
クマによる事故を防ぐため下記リンクを参考に十分注意してください。
【ツキノワグマによる人身事故防止のために】
http://www.pref.ishikawa.lg.jp/sizen/kuma/navi01.html
【クマに注意しましょう!】(白山市HP)
http://www.city.hakusan.ishikawa.jp/sangyoubu/ringyosuisan/choujuugai/kumachuui.html
8月1日(金曜)に白山市民交流センターで、管内の水稲農家を対象に「異常気象に対応した米づくりの今年すべきことは!?」をテーマに、白山石川営農推進協議会の主催によるきれ・うま大会をおこないました。
当事務所からコシヒカリの出穂が平年より2日早まっているなどの生育概要と今後の水管理や秋起こしなどの秋作業について説明した後に、農林総合研究センターから「斑点米カメムシ類の発生の特徴と防除について」、(株)アグリライン石川から「土壌分析から管内水田土壌の実態と土づくりの重要性について」の講演がおこなわれました。
斑点米カメムシでは、本年は発生が多い状況であり、カメムシの種類の説明とともに、畦畔除草を広域に一斉で行うことや、除草剤DBN剤利用した積雪前処理による斑点米カメムシの発生を少なくする新技術の紹介がありました。
土づくりでは、土づくりは稲の土台づくりであり、手取川扇状地帯の特徴から、深耕、稲わらのすき込み、珪酸肥料の施用が特に重要であることの説明がありました。
稲刈り前のこの時期に、きれいでおいしい米づくりのための栽培管理の確認と今後の作業に対する意気込みを新たにすることができ、大変有意義な大会となりました。
きれ・うま大会の様子
本年の生育概況を説明する大西専門員
夏休みに入ったばかりの7月26日(土曜)午前9時より、白山市八田町の八田農村公園において、「オニユリ鑑賞会」が開催されました。
ここは、6月15日に農林倶楽部石川支部が、草刈りボランティアを行った場所で、花の見頃であるこの時期に毎年おこなわれています。
当日は、フェーン現象となり日本各地で猛暑日が記録されるほど暑い日でしたが、夏休み中の親子による写生大会もあり、里山に咲く可憐な花を鑑賞しました。
会場には作野白山市長も訪れ、外は暑いのにオニユリが咲くクロマツ林内は、風が涼しくて気持ちがよいと、防風林の効果を体感されていました。
まだつぼみの花もあり、あと一週間くらいは大丈夫そうですし、公園内には遊歩道や休憩所等が整備されており、晴れた日には展望台から白山の眺望が楽しめます。
作野市長と写生する小学生たち
草刈りした場所にはたくさんの花が
まだ、つぼみのものもあります
7月25日(金曜)、石川県小松合同庁舎(小松市園町)において、南加賀地区鳥獣害対策集落リーダー研修会を南加賀農林総合事務所と共催で開催しました。
本研修会は、鳥獣による農林業被害を受けている集落において選任した鳥獣害対策リーダーを対象に、鳥獣害対策について理解を深めるため、年1回の開催から、今年度より県下4カ所(奥能登、中能登、県央、南加賀・石川農林管内各1回)での開催となりました。
講師に河和田東部美しい山里の会(福井県鯖江市)の事務局長服部義和先生を招き、「被害対策の進め方と集落の合意形成」について学びました。
研修会後半は、現地研修を小松市内で実施したところ、設置された恒久柵により田んぼへの被害は見られないものの、隣接する山林との境界に多数のイノシシの痕跡を確認しました。
管内の白山市を始め、南加賀地区においては、イノシシによる農林業被害は減少傾向にあるものの、集落がまとまって被害対策を講じた成果であり、他地区の成功事例を参考に、今後も取組を継続していく必要があります。
研修会の様子
7月23日(水曜)、石川県地場産業振興センター新館コンベンションホール(金沢市鞍月)において「地産地消 受注懇談会2014夏」が開催されました。
今回で10回目の開催となる受注懇談会には31団体が出展し、管内からは、剣崎なんば保存愛好会、有限会社松風産業、農事法人 北辰農産の3者が来場された商業者と積極的に懇談されていました。
こだわりの地元食材を求める商業者の皆さま、生産物の販路の開拓、拡大のチャンスを考えている管内の農林業者さま、秋に開催します受注懇談会もよろしくお願いします。
会場の様子
6月28日(土曜)、今年度で14回目となりました「手取川水源の森育成ボランティア」を白山市白峰地内西山地区で開催しました。
当日は梅雨を感じないさわやかな気候の中、ボランティアを主催する石川平野排水対策促進協議会を始め、白山手取川漁業協同組合、かが森林組合白山支所、鶴来谷林業研究会、株式会社 白峰産業と農林倶楽部メンバーを合わせた47名が平成13年に植栽したブナの下草刈りを行いました。
植栽されたブナは人の背丈を越え青々と茂っておりますが、水源を守る活動を多種にわたるボランティアの方々と協働して行うため、今後も続けていく予定としております。そして、ボランティア参加者の延べ人数は今年度いよいよ1,100名を超え、1,128名となりました。来年も手取川の水源を守るこの活動の参加を是非お待ちしております。
手取川七ヶ用水土地改良区 杉本理事長からのあいさつ
作業の様子
作業終了後の集合写真
梅雨の中休みにより青空に恵まれた6月15日(日曜)午前9時より、白山市八田町の八田農村公園において農林倶楽部石川支部の草刈りボランティアを行いました。
八田オニユリ部会が企画しました本活動に農林倶楽部が参加し始めて今年度で5回目となります。まだ、つぼみを付けていないオニユリをその他の笹や雑草と一緒に刈ってしまわないよう手鎌で作業していきます。
途中休憩を挟みながら3時間、雑草はすっかり刈り取られ、後はオニユリの開花を待つばかりです。お待ちかねのオニユリの開花は来月下旬から、八田オニユリ部会が企画する鑑賞会は7月27日(日曜)に開催予定です。
開会式 作業中の様子
作業終了後の集合写真
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