海水中の腸炎ビブリオ調査結果（平成18年）

• 第14回目の調査では、第13回目の調査と比較して腸炎ビブリオの検出地点数は変わりませんでしたが、平均菌数が少し減少しました。なお、TDH(TRH)（耐熱性溶血毒(類似毒素)：腸炎ビブリオの病原性の指標です。）が、2地点で検出されました。
• 魚介類の衛生的な取り扱いに努めましょう。
• 調査は、10月上旬まで毎週実施する予定です。

海水中の腸炎ビブリオ調査

1. 調査期間      7月3日（月曜日）～10月2日（月曜日）
2. 調査頻度      週1回
3. 調査地点      県内3地点 

調査結果

調査回	採水日	地点数	腸炎ビブリオ 検出地点数	平均菌数	TDH 又は TRH	気温 (℃)	海水温 (℃）
第14回	10月2日	3	3	530	2	19.0～21.0	21.0～22.5
第13回	9月25日	3	3	540	0	21.0～24.0	19.5～22.0

※平均菌数：検出された腸炎ビブリオの海水1Lあたりの平均菌数(MPN：3管法による。

• TDH：耐熱性溶血毒という腸炎ビブリオがつくる蛋白毒素のことで、病原性の指標とされています。
• TRH：耐熱性溶血毒類似毒素という腸炎ビブリオがつくる蛋白毒素のことで、TDHと同様に病原性の指標とされています。  
• 平成17年度調査結果は、こちらをご覧下さい。

注意

1. 海水中に腸炎ビブリオが検出されても、必ずしも魚介類に腸炎ビブリオが付着しているというものではありません。（調査地点と実際に漁を行っている場所は異なります。）
2. 魚介類は、適正に取り扱えば、安心しておいしく食べることができます。

• 魚介類を調理するときの注意点は、こちらをご覧下さい。
  
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