ホーム > 連絡先一覧 > 石川県農林総合研究センター 林業試験場 > 刊行物 > 石川県林業試験場業務報告 > 石川県林業試験場 平成11年度 業務報告 > 3.マツノザイセンチュウ抵抗性育種事業(第7報)
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予算区分 国補
研究期間 平成5~13年度
担当科名 育種科
担当者名 江崎功二郎・八神徳彦
県内の松林面積はおおよそ2万6千haであるが、昭和47年からマツノザイセンチュウ(松喰い虫)の被害を受けている。この松喰い虫による被害跡地の復旧を進め、海岸保安林等の造成を早急に進めるため、マツノザイセンチュウへの抵抗性を有するクロマツを選抜し、これを母樹として採種園を造成し、松喰い虫に強い種子・苗木を供給する抵抗性育種事業を進めている。
(表略)
「東北地方等マツノザイセンチュウ抵抗性育種事業実施要領の運営」にもとづき、一次検定、抵抗性候補木の選抜と接ぎ木を実施し、さらに一次検定合格木を暫定採種園で育成した。
一次検定には林木育種センター関西育種場で培養したマツノザイセンチュウ「島原」を使用し、ビニールハウス内で接種した。
(表略)
県内の松喰い虫激害地において樹勢の強い個体から42クローンを選抜し、それぞれ約40本づつ接ぎ木し平成13年の一次検定に備えた。
(表略)
一次検定合格クローンを増殖し二次検定に供するとともに、検定結果をもとに抵抗性松採種園に改良していくため、合格木を暫定採種園で育成した。
(表略)
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