ホーム > 連絡先一覧 > 石川県農林総合研究センター 林業試験場 > 刊行物 > 石川県林業試験場業務報告 > 石川県林業試験場 平成12年度 業務報告 > 2.木質廃材・廃棄物を利用した木質材料の開発
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予算区分 県単
研究期間 平成10年~14年度
担当科名 木材加工科
担当者名 鈴木修治
地球規模でのCO2対策や廃棄物処理問題に伴うダイオキシン対策など、廃棄物対策と資源リサイクルの両面からの対応が木質材料についても求められている。
廃棄物の特性を生かし、使用後の廃棄物処理にも対応できる製品開発を目的とし、機能性畳床の開発を行った。
アテ内装材の超仕上げカンナ屑を使用して、6種類試作した。(表1参照)
(表省略)
菌糸の発生を抑制する目的と、全乾状態にするため、供試畳を105℃のオーブンに入れ、恒量に達した後、温度 27±0.2 ℃、湿度 90 %の雰囲気に192時間放置し、適時質量の測定を行い、含水率を算出した。
通常の畳と、アテカンナ屑を使用した畳床の含水率の変化に、大きな違いは見られなかった。従って、通常の畳と同様の湿気の吸放湿が望めるため、通常の畳同じ室内空間が得られると推察される。
(図省略)
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