ホーム > 連絡先一覧 > 石川県農林総合研究センター 林業試験場 > 刊行物 > 石川県林業試験場業務報告 > 石川県林業試験場 平成12年度 業務報告 > 2.里山を構成する森林における環境調和型虫害防除技術に関する調査(第1報)
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予算区分 県単
研究期間 平成12~14年度
担当科名 森林育成科
担当者名 江崎功二郎・小谷二郎
石川県においてナラ類集団枯損が平成9年に発生が確認して以来、被害は拡大している。この被害は標高約600m以下のナラ林で見られるため、現在被害が見られる山地だけでなく、里山に被害が拡大する可能性が高い。そこで、本研究ではこの被害拡大を防止するために病原菌の媒介者であるカシノナガキクイムシの生態的特性を把握して、被害拡大様式を解明して防除法を検討する。
加賀市刈安山の継続調査区において、カシノナガキクイムシの脱出、飛翔個体数および穿入数の発生消長を比較した。林分内のミズナラの枯損動態についても調査を行った。
今後は防除法や被害発生地における森林機能の変化などについて調査を行っていく必要がある。
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