ホーム > 連絡先一覧 > 石川県農林総合研究センター 林業試験場 > 刊行物 > 石川県林業試験場業務報告 > 石川県林業試験場 平成12年度 業務報告 > 3.松くい虫発生予察事業(第2報)
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予算区分 受託
研究機関 平成9年~
担当科名 森林育成科
担当者名 江崎功二郎・小谷二郎
マツノマダラカミキリの材内におけるマツノマダラカミキリの虫態別(幼虫、蛹、成虫)虫数を調査し、その発育状況(蛹化数)および蛹化の時期と環境条件調査との相関関係から、成虫の発生期を推定する。
II.調査内容
調査地 押水町、富来町、珠洲市
割材調査 5月10日頃から5日置きに丸太1本を割材して、材中の幼虫、蛹、成虫の数を調べる。網室の丸太から成虫が出てきたら、その日以降調査を継続しない。
羽化脱出調査:網室の丸太から成虫が出てきてから、5日置きに18回調査を継続する。
押水町の成虫の発生最盛期は7月上旬で発生数は48頭、富来町では7月上旬で31頭、珠洲市では7月中旬で68頭であった。
例年、他と比べて珠洲市でマツノマダラカミキリの発生が遅れる傾向がある。今年度は例年と比較して全域で発生が遅れた。この調査の精度を高めるためには発生個体数をより多くする必要がある。
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