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特定外来生物
写真:環境省提供
鳥類
チメドリ科
Leiothrix lutea
全長14~15cmでスズメ大です。嘴は赤く、体色は黒い緑色です。喉は鮮やかな黄色で、翼に赤と黄の斑紋があります。
繁殖期は4~10月です。1年に複数回繁殖することもあり、1回の繁殖で3~4個の卵を産みます。
中国中部・南東部、ヒマラヤ西部、インド・アッサム地方、ベトナム北部からミャンマー北部
江戸時代頃からペットとして輸入され、飼育されていました。飼育していたが逃がしたり、業者が放したことなどいくつかの要因から野外に定着したと考えられています。
平成27年11月7日(土曜日)JR金沢駅周辺で、同年11月16日(月曜日)小松市須天町内において死亡個体が発見されました。
在来種との餌や生息場所をめぐる競合や、餌となる昆虫類の捕食等により、日本の生態系に大きな影響を与えるおそれがあります。
営巣場所にカケス等の捕食者が誘引され、ウグイスやメジロ等の繁殖に悪影響を与える可能性があります。
今後、県内においても本種が定着することによる生態系等への影響が懸念されます。
本種を見かけた場合には、写真等情報の提供をお願いします。
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