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更新日:2022年1月13日

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アライグマ

特定外来生物

- これから爆発的に広がるおそれのある害獣 -

アライグマ

分類

乳類

科名

ライグマ科

学名

Procyon lotor

形態的特性

胴長40~60センチメートル、尾長20~40センチメートル。体重4~10キログラム。雄は雌よりやや大きくなります。尾の黒い輪(横じま)が目立ち、顔にはサングラスのような目を覆う黒い帯があります。

繁殖方法

に1回、1、2月に交尾をします。妊娠期間は63日間で、木のうろなどを巣にして一度に3~6頭を出産します。

原産地

侵入経緯と国内の分布

本には1962年に動物園の飼育個体が逃亡したのが最初です。その後もペットとして飼育していた個体が遺棄されたり、天敵となる生物が存在しないなどの要因も重なり、現在では全国各地に分布を拡大しています。

石川県内の分布

南加賀地域を中心に生息が確認されています。手取川中流域でも生息の情報があります。

在的には、石川県の全域に生息できると考えられます。全国的に分布拡大の傾向にあり、今後、県内でも徐々に広がっていく可能性が高いと思われます。

影響・被害

食性で、小型哺乳類から穀物まで幅が広く、農作物への被害、在来種へ影響を及ぼす存在となっています。

県でも片野鴨池周辺で本種のエサと考えられているイモリ、ヒキガエル、タニシなどの在来の小動物が減少しています。

奈川県や京都府では、住宅に住み着いたり文化財を荒らして問題になっています。

石川県内の対策

平成19年度から、加賀市では加賀市アライグマ防除実施計画に基づいて防除を行っています。

平成19年度、県では分布実態調査を実施しました。

平成22年度から、小松市では小松市アライグマ防除実施計画に基づいて防除を行っています。

平成30年度から、能美市では能美市アライグマ防除実施計画に基づいて防除を行っています。

県民のみなさまへのお願い

つてペットとしての人気が高かった動物ですが、飼育しきれなくなった個体を遺棄することは、分布の拡大、在来種への脅威、さらには農林水産業及び人的被害につながります。決して捨ててはいけません。

在の分布域に隣接したところでは分布拡大のおそれがあります。目撃情報などがありましたら、県や市町にお知らせいただくようお願いします。

 

アライグマ防除マニュアル(PDF:6,250KB)

アライグマ防除・啓発リーフレット(PDF:34,548KB)

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お問い合わせ

所属課:生活環境部自然環境課 

石川県金沢市鞍月1丁目1番地

電話番号:076-225-1476

ファクス番号:076-225-1479

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