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特定外来生物
- 花がきれいだが、いつのまにか河原などを覆いつくしてしまう -
植物
キク科
Coreopsis lanceolata L.
高さ0.3~0.7メートルになる多年生草本です。鮮やかな黄色の舌状花をもつ頭花をつけます。根元から多数の茎を伸ばして株立ち状になります。種子には薄いひれがあります。
種子により繁殖します。5~7月に開花した後、種子をつけます。地面に落ちた種子は埋土種子集団(土壌中に発芽せずに生存し続ける種子の集まりのこと。刺激を受けて発芽します。)をつくります。また、地上部を抜いても残った茎からまた成長してきます。
北米
日本には1880年に観賞用、緑化用として持ち込まれ、その後全国に分布を広げています。
本種は、能登から加賀まで広く分布しており、手取川をはじめとする河川敷や加賀産業道路等の道路法面で確認されています。
本種は河川敷や道路の法面に繁茂しており、河川敷固有の植物等の在来種との競合や駆逐など、在来種に対して悪影響を与えるおそれがあります。
オオキンケイギクの種子を撒いたり。許可なく育てたりすることは法律で禁止されています。春に花が咲いた後、たくさんの種をつけます。刈り取ったつもりで周りに撒いてしまわないよう、刈取り作業は結実前にすますか、結実後に刈り取った後は種が飛散しないよう、注意してください。
オオキンケイギクがたくさん生えている場所の土にはたくさんの種が含まれています。土の移動により、種子を広く撒いてしまわないよう、注意してください。
オオキンケイギクは、生きたまま移動させる、保管するなどの行為が禁止されています。処理する際には、刈り取ったその場で2~3日天日にさらして枯死させた後に、各自治体のゴミ分別方法に従って処分してください。
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